少し、妖しくて不思議な話やスピリチュアルなコト
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馬の背
 馬の首にしがみついている。栗毛色の光沢のある毛並みの下には熱せられたような血液の廻る血管と皮膚、筋肉組織……それらの熱が、毛並みを通して伝わってくる。

 馬の首に廻した手は、少し頼り無く、その長さから推測するに、どうやら幼さの残る少女らしい。父親か兄か……体格の良い大人の男性に背を預けて、馬の首にしがみついている。

 不安や恐怖感は無く、疾走する馬の体温やその血液の脈動、千切れて飛んで行く風景や体中を撫でる風に昂奮し、酔っている。

 この少女はかつての私なのか、それとも、誰か別の人物の記憶の断片にリンクしてしまったのか……さて……

 ただ、馬の背に乗り疾走する感覚は、暫く心地よい興奮を別けてくれた。

 それは、まだ、世界が正しさで出来ていると信じられた、幼く無垢な魂がこの世界との契約を交わす前夜の話だから……。


†こんな夢をみた† : comments(0) : trackbacks(0) : 揚翅 (ex. Sister Strawberry) :
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